横須賀地方隊サマーフェスタ2016へ行った記録
2016年8月6日(土)に海上自衛隊 横須賀地方総監部で開催されたサマーフェスタ2016の写真をほぼつらつらと貼っているだけの記事です。
概要
横須賀地方隊サマーフェスタ2016
フェスタ終了後早々に削除されたため、現在はリンク切れ。
横須賀地方隊サマーフェスタ2016(H28.8.6)
代わりにイベントの報告が掲載されている。
会場で配られた催し物の一覧とタイムスケジュール
アクセス
入口はどこ
HPやチラシには住所が「海上自衛隊横須賀地方総監部」としか書かれていないため、大きい敷地のどこが入口なのかよく分からなかった。試しにGoogle Mapで調べても正確な表示がされない。結局のところ、JR横須賀線 横須賀駅の改札口を出てすぐ左に曲がり、ロータリーを右手に歩き、有料道路の下辺りから左を向けば遠くに総監部の看板と入口が見える。何よりも自衛官が誘導しているので迷うこともなく、とりあえず行ってみればなんとかなる。
どうやって行こう
電車で行くなら、以下の2路線。
ここでは品川駅からのアクセスを例に記載した。
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- 駅から地方総監部まで徒歩約20分かかる
- 乗車時間 約50分、交通費 640円
- 駅から遠い反面、途中のヴェルニー公園沿いから潜水艦などを眺められる
最寄り駅からのアクセス重視か観光重視かといったところで判断は変わると考えられるが、例えばフェスタ帰りに横須賀中央でカレーを食べてそこから京浜急行で帰るといった観光計画を俯瞰して適宜選ぶのが無難なのだろう。
ちなみに、京浜急行 汐入駅よりも逸見駅の方が地方総監部に近いが、その割にはチラシ等にアクセス情報として書かれていなかったため、敢えて考慮しなかった。
ヴェルニー公園
フェスタ会場へ行く前に、13時頃にヴェルニー公園へ立ち寄った。
ここは休憩やトイレで立ち寄るにも良いが、対岸に停泊中の潜水艦を眺められる。
潜水艦の帰港
岸壁沿いに撮影している人だかりが見えたので向かって見たところ、 運がいいことに、帰投してきたとおぼしき潜水艦(潜舵の形からするとおやしお型?)に巡り会えた。
目の前で既に停泊している潜水艦に横付けする作業が進んでいく。
あとで「いずも」の甲板から見たら作業が終わっていたようだった。
一通り眺めてからフェスタ会場へ向かった。
フェスタ巡り
地方総監部へ到着したのは13:15頃。自衛官の案内に従って敷地に入り、受付へ向かう。
入口を入ったところで持ち物検査をパスをすれば、晴れて自由行動できる。
バッグを検査に出したら中身をろくに確認せずオーケーしていて、今まで行った自衛隊関係のイベントの中でだいぶ緩いと感じた。
持ち物検査所から出ると目の前に護衛艦「いずも」が見える。
待ち時間表示の立て看板があったが、この日一度も待つことはなかった。
護衛艦「いずも」
待ち時間の発生する箇所がなかったため、入口に近い「いずも」から巡っていくことにした。
「いずも」が接岸している岸壁を歩いて行き、中央付近にある「一般公開入口」の立て看板が目印。
中に入った先は格納庫。人が少ないタイミングで歩くとかなり広い。
流れに沿って進むと甲板と格納庫を昇降するエレベーターへ案内される。自分が行ったときはエレベーターが既に甲板へ登っていたため、まずはそれが降りてくるのを眺めることになった。
降りてきた人達が捌けたら、順次乗るように案内される。一度に200〜300人ほど乗れるとアナウンスしていた。
あまり必死にならなくとも、甲板から降りる時にもエレベーターを使う事になるし、改めて入場することも出来るのであまり必死になる必要はなかった。
隅っこに乗りたい場合は他の人達の動きを見つつ乗るか、最後に乗れば良さそうだった。格納庫内のエレベーター降り口側に乗ると、自衛官の人が小さい子供達に手を振るように細かく指導していて大変そうだった。
動き出すと40秒ほどで甲板に辿り着く。
甲板上を歩き回ったり、装備品を眺めたり、自衛官に質問してみたりと自由に行動できる。
中には子供だけが試し乗り出来るヘリコプターもあった。
以下、撮った写真をつらつらと貼る。
甲板の位置が高いため、周囲の眺めは良好。
満足してきたら再びエレベーターで降りると、格納庫をぐるっと回ってから船を降りる。
降り口の付近には資料や、護衛艦ペーパークラフトの案内コーナーなどが並んでいた。 一通り満足したところで、他の護衛艦や「しらせ」の方へ向かうことにした。
護衛艦「てるづき」「たかなみ」
護衛艦「てるづき」「たかなみ」は「いずも」とは別の岸壁に停泊しているため、5分ほど歩いて向かう。
「たかなみ」には2015年6月の晴海埠頭での一般公開で乗艦していたため、今回は殆ど写真を撮っていない。
後少しのところ。
艦内トイレは使用できないといった案内が目立って張り出されていた。
「てるづき」は「たかなみ」に横付けしていたため、見学は「たかなみ」のヘリ甲板側→甲板から橋を伝って「てるづき」のヘリ甲板→同艦首側→中央付近から橋を伝って「たかなみ」へ→同艦首側へ大きく回っていくルートになっていた。
艦首側へ向かう際に一旦艦内へ入る護衛艦は初体験だったため、少しテンションが上がった。
艦首周辺。
「てるづき」の艦首側を巡った後は、橋を渡って「たかなみ」の艦首側を通って、横から岸壁へ降りる。
ちなみに、続いて乗艦した「しらせ」からは2隻を上から眺められた。
砕氷艦「しらせ」
続いて「しらせ」へ。 展示パネルを読んだりする事の方が多かったので、あまり写真を撮らなかった。
「しらせ」では日立の名前が前面に出た撮影ブースがあって護衛艦との役割の違いを感じた。
(企業の名前では、「たかなみ」では展示されていた砲弾に小さくダイキン工業と書かれていてそんな物まで作ってたのかぁと意外に感じたことが一番印象に残った)
掃海艇に乗った時は艦橋備え付けのディスプレイが民生用テレビで予算無いのかなぁと思ったが、「しらせ」では流石に業務用のディスプレイだった…という趣味な感想を抱いた一コマ。
「しらせ」から降りた段階でフェスタ終了まで30分(15:30)というところだったので、後は適当に会場内を歩くことにした。
会場内
会場内ではグッズや飲食品を販売する出店のほか、領土対策室といった政府の広報、自衛官入隊の相談といった幅広いブースがあった。
そんな中に「シン・ゴジラ」のポスターが貼られた掲示板を見つけた。
好待遇なのか寂しい掲示板なのかはともかく、寄ってみると更に付箋が貼られている。
どうやらヨコスカサマーフェスタで一般公開された「いずも」「てるづき」「たかなみ」と隣にいた「おおなみ」を合わせて、シン・ゴジラに出てた護衛艦に見られるイベントの側面もあったようだ。
のんびりカレーを食べていたらフェスタ終了時刻になって会場を後にした。
あまりに汗だくになるので、着替えを持ってくるべきだった。
まとめ的な
- 会場入口はJR横須賀駅の改札を出て左へ行けばすぐ分かる
- 暑いので着替えを持参して、会場外で着替えてから帰ると気持ちが楽
- 会場は混雑するが待機列ができる程ではない模様
- シン・ゴジラに登場した護衛艦が集まってるタイミングだった (「たかなみ」「てるづき」「おおなみ」「いずも」)
- ゴムボートに乗りたい人は所定の時間前後に並ばないと即整理券がなくなる
- 物販系の出店は一般公開以外の護衛艦グッズや観艦式のグッズまで売っていて手広い
- 閉店前になるとカレーが大小同じ価格でお得だった
私的には、次に行く時は資料室とゴムボート体験乗艇がミッションになりそうなことと、そろそろ米軍基地にも行ってみたいなぁという欲が出てきた1日だった。