ユニーク製キーボード rapoo E9070 使用レビュー
小さいテンキー付きキーボードを探していたところ、今回のE9070に辿り着いた。
製品仕様
UNIQ CORPORATION 株式会社ユニーク|PRODUCTS 製品紹介|rapoo|rapoo E9070:
公式サイト
ロジクール製品を多用していることもあって長寿命(単4電池2本で24ヶ月)なことにも惹かれたが、何より余計な縁がなくコンパクトで、金属を使った高級感もよい。加えて、発売から3年程経っていることから実績のある製品だという点も選ぶ上で心強い。
開封と製品ディティール
ヨドバシカメラで3,210円。
箱も小さくまとまっていて良い。
だが取り出すのは少々面倒だった。
キーボード全体と付属品。
キーボードの表面とステンレスの縁の加工にフォーカスしてみた。
打鍵感はよくあるノートパソコン用キーボードと同様で、違うのは入力した時にカチャカチャした音が出やすいというところ。あまり静かなキーボードではない。また、NumlocなどkのLEDはない。
ステンレスの縁は細かく見れば粗が目立つものの、指を切るようなものではないし価格を踏まえればあまり強いことは言えないだろう。
続いて背面。
残念なことに真ん中辺りに汚れがついており、ぬらしたティッシュで拭いて取った。眺める分には綺麗だが、普段は見えないし、指紋が付くと非常に目立つ。買った後にこの質感は単なる自己満足かもなぁ…と少し後ろ向きになった。
手前側の両側に滑り止め用のゴムがある。
ちなみに立てかけておくことはできない。
レシーバーはカバーを外して電池の横に収納可能。
Apple Wireless Keyboardと比較
Apple Wireless Keyboardと並べてみた。
打ち心地で言えば、Apple Wireless Keyboardの方が打鍵感が少し柔らかく、造りの違いから音も小さい。
質感の違い。 アルミとステンレスなのでそもそも材質が違うんですけどね。
キーボード配列が誤認識される
たまたまなのか分からないが、接続したWindows10のPCで揃いも揃ってキーボードの配列が誤認識されまともに使えなかった。試したPCは自作PC(H97M-PLUS)、Surface Pro2、ThinkPad X240、Macbook Air MJVM2J/A(Early-2015)。
結局以下の方法でレジストリを修正し解決した。
広く発生するようだと面倒だ…。
コンピューターに USB キーボードを接続したときに Windows で正しいキーボード レイアウトが使用されないことがある:
Microsoftのサポートページ
Windows8で日本語キーボードが101英語キーボードと認識されてしまう問題:
自分が解決する際に参考としたページ
結論と4ヶ月使った結果
小さいフルサイズキーボードを求める人には価格がこなれていることもあってお勧め。小洒落た一品や金属が好きな人にも良さそう。反面、剛性(後述)やLEDランプがないことを心配する場合は選びにくいと感じた。
最後に購入から4ヶ月経過して分かって来たことを箇条書き。
- 入力キーが飛ぶようなことがなくとても快適
- DELETEキーとNumlock、BackspaceとDelを押し間違えやすい
- スペースキー付近を中心としてステンレス部分が非常に緩やかだが凹んでいた。強く入力する方ではないが、負荷はかかるだろうから変形するのかもしれない。構造上奥側は電池カバーで歪みを防げるが、手前側は歪みを抑える機構がない。強く叩くともっと歪みそう。