「艦これ」ピアノリサイタルに参加した記録
2016年11月17日(木)に品川プリンスホテル Club exで開催された「「艦これ」×三越コラボ記念 「艦これ」ピアノリサイタルとワインの夕べ KanColle Festival de Beaujolais Nouveau」の夜公演に参加した記録。
開催概要
- 「艦これ」ピアノリサイタルとワインの夕べ KanColle Festival de Beaujolais Nouveau
公式ホームページ。 概要など。
夕方公演 会場:16:30 開演:17:00
夜公演 開場:19:30 開演:20:00 終演:21:31 (腕時計で確認) e+(イープラス):
チケット販売ページ。
S席:8,800円 A席:6,800円 (※どの席がS/Aなのか情報は無かった)
S席とA席の違いは座席の位置(A席は外周テーブル?)とお土産のワイングラスの有無。
お土産として「ボージョレ・ヌーヴォー」「クリアファイル」(Pola)「特製ワイングラス」(S席のみ)がつく。
公式ツイートによると先行予約は「想定の数倍」の応募があったとのこと。
一般販売では、夕方公演のA席のみ発売日午後2時頃の段階でも買える状態だった。
公式ツイートで当日券もあったらしいが詳しくは不明。フロアマップ│クラブeX│品川プリンスホテル
当日はレイアウト2(約365名)。
S席は真ん中の座席。A席は外周のテーブル席の模様?
開演前
開場前からT・ジョイPRINCE品川左のClub exへ向かう道に待機列が形成されており、開場時刻になったら順次会場入りという流れだった。
珍しいのは、チケットのもぎりを入場時ではなく退場時のお土産との交換で実施していたことと、ガイドやグッズを渡してくれる女性スタッフがみな艦娘のコスプレをしていたこと。少なくとも吹雪型、白露型、川内型、北上(あるいは大井)の人がいた。公演後半では奏者が金剛型2人と加賀のコスプレをしていた。
会場の座席は外周部分のテーブル席に配置されたA席の方がゆっくりできそうな雰囲気だった。S席は敷き詰められた座席に座ることとなり、ただでさえ男性比率が高いので横幅が窮屈。とはいえ落選者がいるので贅沢は言えない。
プログラム
曲順 | 曲名 | 流れた場面の一例 | 備考 |
---|---|---|---|
■ 前段作戦 | |||
1 | ヨハン・シュトラウス「ラデツキー行進曲」 | - | - |
2 | 邂逅 | 図鑑 | |
3 | 母港 | 母港 | |
4 | 昼戦(砲雷撃戦、始め!) | 1-1「鎮守府正面海域」 | |
5 | 特型駆逐艦 | 4-5「カレー洋リランカ島沖」 | |
6 | 全艦娘、突撃! | 2013夏「南方海域強襲偵察!」 | |
7 | 索敵機、発艦始め! | 2014春「索敵機、発艦始め!」 | |
8 | シズメシズメ | 2014夏「AL作戦/MI作戦」 | ボーカル有 |
■ 後段作戦 | |||
9 | 飛龍の反撃 | 2014夏「AL作戦/MI作戦」 | |
10 | 加賀岬 | 1-4「南西諸島防衛線 」 | |
11 | 秋月の空 | 2014秋「発動!渾作戦」 | |
12 | 艦娘音頭 | 2016秋 秋刀魚祭り期間中の一部海域 | |
13 | 決戦!鉄底海峡を抜けて! | 2013秋「決戦!鉄底海峡を抜けて!」 | |
14 | モドレナイノ | 2015春「発令!第十一号作戦」 | ボーカル有 |
15 | 夜戦 | 1-1「鎮守府正面海域」 | |
16 | 二水戦の航跡 | 5-4「南方海域 東京急行」 | |
17 | 次発装填、再突入! | 2-4「沖ノ島海域」 | |
18 | 武蔵の帰投 | 武蔵の掛け軸設置時 | |
19 | 提督との絆 | ケッコンカッコカリ | 演奏ステージが1回転する演出あり |
流れた場面の一例は「艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki」を参考にしました。
後半の曲順は若干自信がないのと、何曲かはゲーム中BGMとサントラ版でもないアレンジが少し施されていた気がする。
総じて、艦これオーケストラ(東京)と同西方艦隊のプログラムから幾らか削ってキャラクターソングを追加したような構成だった。
プログラムに興味があれば感オケとか艦オケ西方艦隊とかを参照。
以下、色々と細かいことを箇条書き。
- 艦これオーケストラ西方艦隊に引き続いて「スマートカジュアル」か「平服」の衣装指定があった。
- 会場は9割男性でスーツの20代〜40歳が多い(持ち物から社会人率高し)という印象。キャラTシャツの人を見かけないのが逆に意外だった。
- 会場アナウンス(開始前、休憩時、終了時)は秋イベントで実装予定の水上機母艦「コマンダン・テスト」のワンマンステージ。
- 「コマンダン・テスト」のシルエットは最後まで公開されなかった (まぁ、大人の集まりだから敢えて煽るようなことしないよね)
- いつも通り会場付近の海域に進撃する設定だが、今回は座席の陣形を輪形陣に例えるネタがなかった。
- MCでは艦これオーケストラ西方艦隊で一旦は消えた「前段作戦」「後段作戦」の区分けが復活していた。そろそろ「拡張作戦」(アンコール)があっても良いのになぁ。
- 艦これオーケストラでも恒例のLEDによる演出が行われ、曲のモチーフになる艦や艦載機の色、またはイメージカラーが演出された。
- 演奏はピアニスト2名とボーカル1名。曲によってピアニストのソロ演奏、ピアニストの連弾、ボーカルを加えた3人と構成が変わる。
- 後段作戦からはピアニストが金剛型(無印)、後段作戦の途中からはボーカルも加賀のコスプレをして公演を行った。
- S席用の特製ワイングラスは品質不良により当日渡しが不可能となった。休憩時間に送り先情報を記載する紙が渡され、退場時に提出。お詫びとしてリアル秋刀魚祭りで先行販売された「提督専用 一六式 机上硝子敷」(1,000円)が提供された。
- お酒を提供する割には終始年齢確認・本人確認はなかった。特製ワイングラスの送付先を記した紙の提出場所がチケットのもぎりとは別になっていたため、転売チケットを購入していた場合でもワイングラスは最終的なチケット所持者に届けられるものと思われる。
- ピアノにマイクらしきものが取り付けられていたが、後日音源が配信か販売か劇場版ブルーレイのおまけにされるんだろうか…。
お土産
お土産全体
- ショッパー
- 「艦これ」ワインの夕べ Festival de Beaujolais Nouveau オリジナルクリアファイル
- 「艦これ」×三越 コラボ記念 ボージョレ・ヌーヴォー 2016(1本)
白い四角は硝子敷。
ボージョレ・ヌーヴォー
「艦これ」ワインの夕べ Festival de Beaujolais Nouveau 特製ワイングラス
ガラスの歪みが分かりやすく、艦これオーケストラで販売されたグラスと比べて劣る。
「艦これ」鎮守府謹製 提督専用 一六式 机上硝子敷
リアル秋刀魚祭りで先行販売されたグッズが特製ワイングラスのお詫びとして提供。
感想
- 楽器が1種類しかないとあって主旋律が目立つので、ゲームBGMに近い感覚がしつつ、同時にいつもと違うピアノの音色で艦これを楽しめるひとときだった。
- 艦これオーケストラに参加した身としては、思い残していたボーカル入りのシズメシズメやモドレナイノを聴けたのがハイライトだった。明らかに会場に緊張感が張り詰めたり、「加賀岬」の出だしで噴き出す人がいたりで雰囲気の変わり方も面白い。また、キャラクターソングではない「提督との絆」も新鮮。
- 「ボージョレ・ヌーヴォー」(3,024円)、「特製ワイングラス」(これまでのワイングラスを踏まえると2,000円)、「提督専用 一六式 机上硝子敷」(1,000円)、「オリジナルクリアファイル」(500円程度)と考えればピアノリサイタル分は実質約2,000円。演奏だけを見ると破格値だ。
- 飲み物を飲みながらゆったり聴けるリサイタルだと良かったなぁという希望。
ボージョレ・ヌーヴォーは、折角イベント開始前夜にもらったので、秋イベント突破報酬としてお預けにしときます。(自分を追い込むスタイル)
おまけ (トップ画像の変化)
シルエットだけだったコマンダン・テストとポーラが公演後しばらくしたら姿が分かるようになっていた。