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明日もきっと崖っぷち

デジタル家電やガジェットの使用レビューを書くつもりが、最近艦こればかり。

「艦これ」クラシックスタイルオーケストラへ参加した記録

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2016年5月7日(土)に東京オペラシティで開催された「「艦これ」三周年記念 「艦これ」クラシックスタイルオーケストラ with 東京フィルハーモニー交響楽団」(以下艦これオーケストラ)の昼公演に参加した。今回はその記録。

開催概要

グッズ購入がとても楽だった

イベント時はグッズの入手に気を揉んで落ち着かない。その点、艦これオーケストラはグッズ販売の枠組み作りに力が入っていてストレスが少なかった。艦これ的に言えば、整理券番号マスの完全ランダム羅針盤を踏んだ後はルート固定だからグッズのゲージ(在庫)が爆破されていないか祈っとけ的な。

来場者に極力グッズが行き渡るようになっていた

  1. グッズ購入の権利をチケットを持った人に絞った。
  2. グッズ購入を各種1人1個限定にした。
  3. 当日来られなかった人には、一部の商品に限られるが通販で対応する予定。

生産量といった現実的な視点もありますが、売り切れたらどうしようという考えを極力減らしてくれるのは心強い。それでも当日ワイングラスとトートバッグは売り切れたらしいが、居合わせなかったため分からない。

グッズ購入の機会が平等になっていた

  1. グッズ購入を整理券番号順にした。
  2. 整理券番号はランダム配布にした。
  3. グッズ販売を開演1時間前からにした。

2016年3月に行われた「「艦これ」春の艦祭り」で早々と列が出来たあげく先着順の整理券を配った経緯を汲んだのかはさておき・・・ 参加者に早入りさせる動機付けと焦りを生じさせず、運営側には会場周辺を不必要に混雑させるリスクを減らすことになってるのだろう。

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中途半端な番号

当日9時以降に会場前でチケットを見せて整理券を受け取り、物販開始の13時まで待つという流れだった。午後行われるイベントでも午前中にグッズ販売が開始されるなんてこともある中で、開演1時間前から販売することで「整理券もらったけど会場から離れてて間に合わねえ」という事態を防いでいた。

物販の列捌きが速い

  1. 整理券に購入品のチェックリストがある。
  2. 商品の価格が小銭を極力減らす設定になっている。
  3. 会計レジ(人力)を20人位の体制にした。

整理券の下半分は予め購入したい物をチェックして会計で渡す仕組みになっていた。欲しいものを伝える時間すら削っている。

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この手のチェックリストでカラー刷りは珍しそう

また、商品の価格は下3桁が0円か500円になっているため、小銭を出して会計に掛かる時間を減らしていた。金額の計算は電卓だがテキパキやってて練度が高かった。

1~300番までは開場30分前に物販列を形成し、13:00の開場と同時にグッズ販売。301番以降は一旦コンサートホールに入場させて100単位で列へ案内していた。14:00の開演前に捌ききれなかった801番以降は終演後に以下同様。300番までの人達は1の位並び順を確認され、それ以降は列前10の位の区切りで物販列へ案内されていた。
目視で毎分約15人のペースで列が消化されていたため、300人に約53分と考えると妥当なペースなんだろう。

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青い釣り銭トレーが一杯

蛇足

参加者の視点で楽に買えて良かったという話を書きつつ、じゃあ運営側の意図してたところって何だろうと少し考えてみた。

  1. 三周年記念イベント足るように参加者の満足度と格調を考慮した。
  2. 東京オペラシティ コンサートホール前を混雑させない為。

大きく分ければ参加者の満足度かホール使用上の制限で区分してみた。 後者は整理券配布に始まり開演までに一部だけを捌き、捌ききれない参加者は予めコンサートホールに入場させる流れを見ていると会場周辺の混雑を避けたようにも見える。ホール使用規程に目を通してもそれらしい情報がないために推測の域は出ない。
まぁ結果的に楽だったから良いか (思考停止)

惜しいと感じたところ

  1. グッズの実物を吟味してから買う余裕がなかった。
  2. 開演直前に並ぶ羽目になった人は落ち着く暇がなくて可哀想。
  3. グッズを入れてくれる袋が普通の白いビニール袋で、擦れる音が会場に響きやすい。
  4. 会場で開封するだろうオペラグラスの包装を開ける音が会場に響きやすい。
  5. プログラムがなかった。

ドレスコードは、比較的カジュアルなイベントでも音楽を楽しむ為にはそこまでしなければ駄目なんだという人がやればいいでしょう派。
(会場で紹介されていたDMMの人がドレスコードばっちりな姿だったら悔い改めていただろうけども)

プログラム

またの名をセットリスト。
記憶違いがあったらごめんなさいということで。

曲順曲名流れた場面の一例備考
■ 前段作戦
前奏スッペ:喜歌劇「軽騎兵」序曲-
1特型駆逐艦2015冬「迎撃!トラック泊地強襲」
2作戦発動2014夏「AL作戦/MI作戦」
3全艦娘、突撃!2013夏「南方海域強襲偵察!」
指揮者紹介
4索敵機、発艦始め!2014春「索敵機、発艦始め!」
5シズメシズメ2014夏「AL作戦/MI作戦」ボーカルなし
6飛龍の反撃2014夏「AL作戦/MI作戦」
休憩入梁・補給20分
■ 後段作戦
作曲家・ゲスト紹介
間奏マスカーニ:歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲-
7海上護衛戦1-5「鎮守府近海対潜哨戒」
8決戦!鉄底海峡を抜けて!2013秋「決戦!鉄底海峡を抜けて!」
9モドレナイノ2015春「発令!第十一号作戦」ボーカルなし
10二水戦の航跡5-4「南方海域 東京急行
11次発装填、再突入!2-4「沖ノ島海域」
12武蔵の帰投武蔵の掛け軸設置時
13母港母港オーケストラアレンジ
14昼戦(砲雷撃戦、始め!)1-1「鎮守府正面海域」オーケストラアレンジ
15夜戦1-1「鎮守府正面海域」オーケストラアレンジ
16提督との絆(実装BGM版)ケッコンカッコカリオーケストラアレンジ

流れた場面の一例は「艦隊これくしょん -艦これ- 攻略 Wiki」を参考にしました。
前奏と間奏の曲名はタカラトミーアーツ公式ネットショップ を参考にしました。(2016/08/25)

以下講演についての情報をつらつらと記載。

  • 販売中のサウンドトラック3枚で網羅できた。
  • 前奏と間奏は「艦これ」の曲ではなく、東京フィルハーモニー交響楽団としての演奏。
  • 開演前や休憩前後の折々は大淀がアナウンスし、後段作戦前のアナウンスでは磯風(突然の磯風)が大淀と交信して演奏に入る展開だった。
  • 大淀曰く艦娘と東京フィルハーモニー交響楽団連合艦隊東京オペラシティ海域へ進撃する設定らしい。
  • 特定の艦娘と関係する曲にはその艦娘のイメージカラー(AL作戦/MI作戦系曲では緑・橙・赤・青)が照明演出として用いられた。
  • ボーカルなしの曲はボーカル部分を他の楽器で演出していた。
  • オーケストラアレンジと書いた曲はサウンドトラックから構成が大きく変わっていたもの。
  • 不測の事態拡張作戦(アンコール)は無かったよ
  • 作曲家(大越香里さん)のコメントが緊張のせいか芋っぽくて和んだ。

個人的には三周年の時系列を踏まえるか母港系BGMと海域系BGMを分けてストーリー立てて構成してくると想定していたが、実際は所々対応関係にある曲(シズメシズメ→飛龍の反撃,二水線の航跡→次発装填、再突入!など)を踏まえつつも、最初からイベント海域で流れた曲を詰め込んだ構成だった。
(それなら例えば作戦発動はシズメシズメの前じゃね?と思いつつ) 演奏者や楽器の制約やアレンジ曲による重複を極力避けるとこのような構成になるのだろうか。欲を言えば選曲が2013年~2014年に偏っていたため、2015年夏~秋のイベントBGMや、メドレー形式でも良いので母港で聞ける曲をもう少し網羅してもらいたかった。あと、後段作戦のアナウンスでしずま艦じゃない磯風が突然出てきたのが少し謎だった。

感想

公演が終わった後、満足感が高さに燃え尽きてベンチでしばらくボーッとしてた。同じ曲でも来場した提督の数だけ物語が存在するだろうからよぎる光景も皆違う。指揮者に演奏への集中が凄くて静かと言わしめるのも納得だった。

以前「艦これスタイル」だったかで今年後半にもまた新しいことをやるらしいと書かれていたため、今回聴けなかった曲を聴ける機会と合わせて、ゲーム外のイベントを増やして今後も増やしてもらいたい。普段マウスをカチカチするしかないので五感で楽しめるイベントは重宝する。

会場で販売されたワイングラスを水平に持つと、艦これオーケストラのロゴと大和の艦影が重なって良い感じ。 f:id:zacharylion:20160519004913j:plain

蛇足ながら、艦これのオーケストラと言えばアクティブNEETsがとても好みです。